アートメイク

概要

医療アートメイクとは、専用の針を用いて皮膚のごく浅い位置に色素を定着させる治療です。表皮～真皮浅層（約0.01-0.2mm程度）に色素を入れるため、1-3年程色素を維持することができます。
タトゥーの一種であるため、こすったり、水に塗れたりしても色素は落ちません。
落ちないメイクとして知られており、眉やまつ毛の脱毛や貧毛の補助等の治療が可能です。

効果と特徴

眉や目元は、人の第一印象に大きく影響するパーツと言われています。
長時間色素をさせることのできる医療アートメイクは、眉の左右差が気になる方やメイクが苦手な方、メイクの時短をご希望される方におすすめです。
当院で行っている医療アートメイクは、従来のアートメイクの欠点であった変色、違和感のあるデザイン、施術直後～1週間後の不自然な濃さのダウンタイムを改良し、施術直後からのきれいな仕上がりが特徴の"ナースメディカル式医療アートメイク"を採用しています。
そのため、施術直後から約1-3年（個人の肌質や施術方法によって持続時間が異なります。）きれいな眉やアイラインを維持することができます。
日本人の骨格に合わせた自然なデザインを得意とする当院の医療アートメイクは、ふわふわっとした薄めの仕上がりからしっかりとメイクいらずで日常生活が過ごせる程度まで幅広いご要望にお応えできる高水準な技術力が定評です。

効果の持続と頻度

医療アートメイクは、針を用いての施術となるため一時的に皮膚に傷がつきます。
一度で色素を定着させようとすると、表皮～真皮浅層の傷が強くなり自然に仕上げることが困難になります。そのため、基本的に2-3回に分けて少しずつ色素を入れていることで、皮膚に負担をかけすぎることなく仕上げることができるため、自然なグラデーションの入った美しいデザインに仕上げることができます。
1回目と2回目の施術は2-4週間程度開けて施行をします（施術方法によって間隔が異なります）。
1クール終了後は、色素が薄くなった際に随時色素を足していきます。
メンテナンスは部位によっても異なりますが、おおよそ1-2年毎に行うことをおすすめしています。

リスクとダウンタイム

施術には痛みを伴うため、医療用の外用麻酔剤を使用します。そのため、痛みの70％程度コントロールすることができますがチクチクとした痛みは軽度感じます。
針を用いるため、軽度の赤み、腫れ、痒みをともなうことがあります。3日以内におさまることがほとんどです。
色素に微量の金属が含まれているため、アレルギーのご心配がある方は事前のパッチテストをおすすめしています。
また、アートメイクの色素には微量の鉄分が含まれているため、可能性はかなり低いですがMRI検査時の火傷のリスクがゼロではありません。MRI検査時のアートメイクの対応は各医療機関によって異なるため、検査を受ける前に必ず各医療機関にお問合せいただきその指示に従ってください。

治療をお受けいただけない方

ポイント

効果
痛み
ダウンタイム
効果	眉やアイラインの脱毛、貧毛・メイクアップの補助

院長アドバイス

当院の医療アートメイクは、他院に比べて痛みも少なくアートメイクとはわからないくらいの自然な仕上がりが特徴です。
今まで、アートメイクに興味はあるけれど不自然になってしまわないか怖くてできなかったという方はぜひ当院の施術を経験してみてください。

施術時間

医療アートメイクは事前のご説明、デザイン打ち合わせ等お伝えすることが多岐に渡るため可能であれば、事前に診察のみでご来院いただき、別日程にて施術を受けることをおすすめしています。
1回の施術時間は、90-120分程度となります。
※タオル保護をしますが、色素を使用するため新品や白い色の服装はお避けくださいませ。